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ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

能あるナースは角隠さない

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はいはいはい。

今日はもうのっけから、エンジン全開、フルスロットルで皆さんのナースに対するイメージをガツンガツンとぶち壊していく所存ですので、よろしくどーぞ。

 

 

私ね、看護の道に迷い込んでもうかれこれ20数年は経つんです。

ああ恐ろしい。

それよりももっと恐ろしいのが、いまだに『白衣の天使』などという言葉が一部生き残っているという事実。

そんなの、絶滅したと思ってました。

いやむしろ、アレでしょ? 『麒麟』みたいに架空の生き物を表す言葉なんでしょ? くらいに思ってました。

でもね、いるんですよ、その言葉を伝家の宝刀のごとく取り出してくる人たちが。

 

 

で、その言葉をまだ使いたがる人たちに共通する特徴に気づいてしまった。

ズ・バ・リ THE 依存的 

看護師さんなんだから優しくしてもらえるのは当たり前。

看護師さんなんだから至れり尽くせりなのは当たり前。

看護師さんなんだから感じ良く接するのは当たり前。

共通するマインドは大体こんな感じ。

大変恐縮ですが、寝言はお休みになってからおっしゃって頂きますようお願いいたします。(訳:ふざけんじゃねえぞ、ぺっ)

 

 

声を大にして言いたいことは、優しいだけでは看護師は務まらないんだよってこと。

身体と心の健康を守る一番の主役は、自分だってことを忘れちゃダメだし、忘れさせてしまうような優しいだけの看護師じゃダメってこと。

つまりね…

自分でできることは自分でやれ

ってこと。

それが自助の精神だよ。

 

 

もちろん、精神の危機状態には優しさが必要な場合もあります。

治療のために、自分でできることを制限されることもあります。

その時、その人に必要な援助は何なのか、それを見極める目を持っているのが良い看護師だと断言します。

見極める目を養うにはどうしたらいいのかって?

そんなの簡単。

患者が目標とするゴールがどこなのかをきちんと把握すればいい。(ゴールが見えてない、またはゴールの設定が甘すぎたり曖昧だから必要な援助がわからないんだよね。)

そして、それを必ず患者や家族と共有すること!!!

その人の人生や生活の主役の座を奪ってはいけません。

少しの期間くらい、甘えてもいいやんって思うかもしれないけど、気持ちも分からなくはないけど、そういうマインドはいつか身を滅ぼすからね。

病院での在院日数はどんどん短くなっているのに、ゴールが見えてないことの危うさをもっと患者も医療者も真剣にヤバいと思わなきゃー。

 

 

あ、今、なんかこの人ナースみたいって思ったでしょ?

思ったよね?

 

ナースだからね!

ナース育てる先生だった時期もあるからね!(超短いけど)

だからけっこうちゃんとしたこと言うよー。(心配だろうけど)

 

 

でもねー最近は自助の精神を持ち合わせない人たちが増えてきた気がする。

自分の人生を他人に背負わせることに疑問を持たない人たちが増えてきた気がする。

そういうのちょっと切ないね。

ごめん、ちょっと愚痴。

 

 

ではまた。