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ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

今日という日は

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こんばんは。
ゆらゆらと意識と無意識を行ったり来たりしています。
ま、要するに眠いんですね。

 

非常に個人的な話題で申し訳ないことはないんですが。(だってブログってそんなもんだし。)
私、『NARUTO』っていう漫画がもうすんごい好きだったんですよ。
暗くて。
そこに横たわる背景が救いようがなく暗くて。
ほら、暗闇ってなんだか引き込まれるじゃない?
(もう完結してしまいましたが、少年ジャンプに掲載されていた当時、『ONE PIECE』と人気を二分する作品でした。)

 

主人公ナルトは忍者で。
その忍の世界の仲間たちとのストーリーなんですね。
で、皆それぞれに特殊能力を持っていて、職業柄、私がいちばんシンパシーを感じたのは傷を癒す能力を持つ医療忍者の綱手っていうキャラクターでした。
戦いにおいて、医療忍者ってのは絶対に最後まで死んじゃいけない存在なんですよ。
戦う力はそんなにないから(綱手は強いですが)、仲間に守ってもらいながら、傷ついた仲間を癒す。
今改めて考えると、ちょっと示唆的だなあ。

 

ある日、SNS上で『NARUTO』好きが縁で知り合った人がいたんです。
嘘みたいな話だけど白血病で、もう三回も骨髄移植を受けていて。
4月の末に知り合って、6月の頭にGVHDっていう骨髄移植の合併症で死んじゃった。
その間、会うことたったの一度きり。(病院へお見舞いに行ったのね。)
でも知り合ってから亡くなる数日前まで、毎日何時間も費やしてお互い家族や親友にも言えない話をしてたので、もう最後は家族以上っていうかね。

 

あんなに『死』について肉迫して語り合った濃密な一か月を、私は他に知りません。
私に特殊な力があるならば、どうかこの人の心を少しでも癒せますようにと祈るように過ごした一か月を、私は他に知りません。

 

お葬式から戻る飛行機の中で決意したのは、彼が生きたくても生きられなかったその分、濃ゆい人生を送ってやろうと。
こちとら医療忍者のごとく、最後までしぶとく生きてやろうと。

 

この時期が来るとあの時飛行機から見た空と一緒に思い出します。
これから癒さなきゃいけない仲間もどんどん増えていくことですしねー。