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ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

ボレロ

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私の周りには理想を形にする人たちがたくさんいる。
そのうちの一人、オーダーメイド家具職人のHくんに、植物をディスプレイする什器の製作をお願いしてました。

 

botanf.exblog.jp

 

ここはこうで、こうしてああして。
そんな風に語った私の理想をそっくりそのまま再現してくれていました。
こういうの、すごくうれしいんだな。

 

誰かに喜んでもらいたい。

 

同じようにモノを生み出す人間として、この気持ちは忘れないようにしたい。
いつまでも。

 

彼が作る家具たちはどれも、色や形が素朴でシンプル。
でも触ってみると、とがったところが全然なくて、木でできているのに指が柔らかさを感じる。
そこに彼の穏やかで飄々とした性格がよく表れているような気がします。
中学時代の同級生。
冗談を言って笑った顔はあの頃と変わらない。

 

こうして出来上がってきた家具は、ただの家具じゃなくて、同じ時間を共有したあの人が作った家具で、そこにあるだけで思い出や物語を内包している存在だ。
見たとき触れたとき、誰かの顔を思い出すっていう、このサブリミナルな感じ。
私もただの作り手と買い手じゃない関係を築きたいなあ。

 

それとこんな風に什器や家具をひとつひとつ、そろえていく喜び。
間に合わせの適当なものじゃなくて、好きなものだけを選ぶ喜び。
もちろん一度にたくさんオーダーできるような甲斐性はないから超ゆっくりなんだけど。
ぽつりぽつりと空間にお気に入りが置かれていくたびに各々の音色が流れ出すんだな。

 

例えるならば、ラヴェルボレロ
あの徐々に積み上げていく感じ。

 


わかってもらえる?

 

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