読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

求めよさらば vol.2

f:id:umico-mare:20160323123736j:plain

 

さて。
昨日は夜勤明けの眠い目をこすりながら、生まれ育った町・観音寺に未来を探しに行ってきました。
あまりに濃い一日だったので、数回に分けてお送りしています。
今回は2回目。
前回はこちら。

 

umico-mare.hatenablog.com

 

後輩と別れて向かった先は観音寺市役所。
前日にネットで見つけた瞬間にビビッときた物件を、実際にこの目で見るために、仲介不動産会社を教えていただきました。
そしてコンビニで待ち合わせ。
現れた営業のお姉さんと一緒にそこへ向かいます。

 

ところが…鍵が開かない。
二人で30分以上頑張ってみたんですけど鍵が開かない。
これって縁がないってことなんかな~と思いつつ、私は途中であきらめて、物件周囲の写真を撮りまくっている間、お姉さんは気の毒なほど焦りまくってました。

 

「すいませんミヤタケさん! 社長に電話してみます!」
「すいませんミヤタケさん! お時間大丈夫ですかっ?」

 

その都度「はいは~い」「時間はたっぷりあるんで大丈夫ですよ~」と返事はしてましたが、悪いことしちゃったな。
ちゃんと気分を害してないこと伝わっていればいいけど。
そこにニコニコと社長が登場してお姉さんとバトンタッチ。
不思議なことに、同じ鍵なのにいとも簡単に開きました。

 

築60年。
入った瞬間に感じたのは時間の香り。
古くて荒れてて、とてもこのままでは住めませんが、空間に受け入れられてる感じがすごくしたのね。
『あ、わたしここに住むわ』って直感で思った。
『この荒れた庭にもう一度命を吹き込むのは私しかいないわ』って思った。
なので社長に私のやりたいことを語りました。
それはもう丁寧に真剣に。
即金で支払えるようなお金はないけど、私にはお金を稼ぐ能力がありますってこともね。(ナースなのでまるっきりハッタリじゃありません)

 

社長は頷きながら始終穏やかに話を聞いてくださって。
モノがモノだけに取り置きはできませんが、もし他に買いたいって人が現れたら必ず事前にお知らせしますと。
持ち主の方に値段交渉もしましょうとまで言ってくださって。
ちょっと感動して泣きそうになった。

 

夕暮れの帰り道で思ったのは…
あの時鍵が開かなかったのは、あの人に会うためだったんだろうなって。
すんなりと納得がいったよ。

 

続く。