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ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

運命の人

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運命の人ってどんなイメージですか?
結婚相手?
大恋愛の相手?
それとも白馬の王子さまみたいな?

 

私、岡本敏子さんという人が好きで。(故人です)
ー朗らかだけど激しい
ー無邪気だけれど成熟した
ーほとんど化粧っ気もなくさっぱりしているのにエロティックな
そういう彼女の二面性に惹かれてしようがないんです。

 

何年か前、彼女が愛した岡本太郎という男性がどんな人物なのかを知るために、彼の本を読んでみたことがあります。
その本の題名は『自分の中に毒を持て』。
まあ、題名からしてただものじゃない感が伝わってくるんですけど。
岡本太郎といえば子供のころ、かなりエキセントリックな老人が『芸術は爆発だ!』とのたまっていた…くらいの記憶しかありません。
「あああどうしよう! 書いてあることが全く理解できなかったらどうしよう!!」とか思いながらページをめくっていきました。

 

が!!! もうね、衝撃的でした。
雷に打たれるってのはこんな感じなのかなと。
ちょうどきつい別れを経験した直後だったので、なおのこと心に刺さった。

 

ほんとうの出会いは、約束ごとじゃない。たとえば極端なことをいえば、恋愛というものさえ超えたものなんだ。つまり自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、お互いが相手の中に自分自身を発見する。
それが運命的な出会いというものだ。
たとえ別れていても、相手が死んでしまっても、この人こそ自分の探しもとめていた人だ、と強く感じとっている相手がいれば、それが運命的な出会いの対象だといえる。
必ずしも相手がこちらを意識しなくてもいいんだ。こちらが相手と出会ったという気持ちがあれば、それがほんとうの出会いで、自己発見なんだ。

 

ショックを受けると同時に、救われた。
圧倒的な自己を確立している人。
自分に嘘をつかない人。
そらー惚れるわ。
ただのエキセントリックじいさんではなかったわww
興味があればどうぞ、読んでみてください。