ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

その意気や良し

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先日ね、かつての教え子が香川を離れ東京の病院で働くことになったということで、送別会? 壮行会? を本人を含め4人という超少人数で行いました。

 

彼はとても印象深い生徒で、理工系の大学を出て社会経験を積んでから看護の道に入ったという異色の経歴の持ち主です。
授業態度はマジメそのもの。

 

私が当時担当していた在宅看護の授業って、何故か必ず午後イチで。
おなかも満たされ…かなり睡眠学習的な…言い換えれば居眠りするためにあるような科目らしく、一部の生徒たちは毎回すやすや~。
やつら『私語で他の生徒に迷惑になるくらいなら寝てた方がマシ』っていう私の言葉を真に受けてホントに熟睡するんやもん。
1人も単位を落とさなかったのは、ひとえに私の努力のたまものです、たぶん。(どやぁ)

 

話を戻しますが、そんな中でも常に真剣に私の授業を聞いてくれていた彼のような生徒は、やはり心の支えっていうかね。
往々にしてそういう人がクラスのまとめ役になるので、在学中は関わる機会も多かったんですけど。
どうやら人付き合いを制限しているらしく、SNSをほとんどしない人だったので、卒業後は疎遠になっていたのです。

 

そして久しぶりの連絡で、東京への就職を知りました。
慣れた職場を離れ、ずっと興味のあった脳卒中看護を学びに行くんだとか。
極めて少ない彼の『香川を離れる前に会っておきたい人リスト』の中に入れてもらえたことがとてもうれしかった。

 

はなむけに何か贈ろうとふと考え付いたものは、私が使っていた聴診器。(はいそこ引かないでー)
使い古しの物を贈るなんてどうなんやろう? って私も考えたんですけど、逆にこれ以上の物はないようにも思えたんですよね。

 

で、彼の反応はどうだったかというと。
とても喜んでくれました。
目を見て『嬉しい』って何回も言ってくれました。
『先生の聴診器なら、いろんなものが聴こえそう』とまで言われました。

 

一瞬、おいまてどういう意味やーってなったんですけど、まあいいかなと。
彼が遠くでしんどい時、辛い時。
本当に私の声援が聴こえたらいいなと思うんですよ。
もし聴こえても怖がらんといてね。