ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

眼差しという名の

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植物のお店をやると決意して、周りに伝えるようになったら、よく植物についての質問を受けるようになりました。
ダントツに多いのがコレ。

 

買ってきてもすぐ枯らしちゃう。
水もあんまりいらない多肉植物でも枯れちゃう。
なんで?って。

 

多肉植物といっても、いろんな科に分かれていて、しかも夏型や冬型があってそれぞれに水やりの仕方や日当たりの好みなんかが違うんですね。
なんか難しそうだなあと思いました?

 

水を与えすぎると枯れる。
水が足りなければもちろん枯れる。
その加減は本当に難しいです。

 

植物は生きているし呼吸も排泄もするのに枯れるとき『苦しい』って言いません。
摘まれるとき『痛い』って言いません。
ただただ人の心を癒すのみです。

 

お花屋さんやインテリアショップで『素敵』とその植物を手に取った時の気持ちを思い出してくださいね。
そのワクワクする気持ちが植物にとって秘密の栄養素です。

 

ほら、よく言うでしょう。
『美しいと思う、あなたのその心が美しい』って。
どんなに忙しくても、どんなに腹立たしいときでも植物を見て「美しいな」と感じる瞬間、あなたは癒されているんです。
そのために植物は存在すると私は思っています。

 

じゃあ我々は植物のために何ができるのかって?

 

見つめてください。
出来る限り毎日毎日。
そうすると水を欲しているのか、光を欲しているのか気づくようになります。
もし植物が枯れてしまっても、そんなに気にしなくていい。

 

だけど気が向いたときだけ水をやったり、折って挿す肥料を適当につっこんどきゃいいってのは愛じゃありませんよ。
そういう時はね、自分が疲れているんです。
だから自分をまず癒しましょう。
ゆっくり寝て、食べて、笑ったり怒ったりしてペースを取り戻したら、また植物と向き合ってさらに癒されてください。

 

与えることが愛じゃない。
見つめることが愛なんだ。