ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

大樹の枝葉とならん事を望む

f:id:umico-mare:20151226100629j:plain

私、ある園芸家の門戸を叩いたんです。
その方の著書をあとがきまで読んで、本を閉じる時には弟子入りを決めていました。
で、その日のうちに連絡・弟子入りの許可をいただいた。
ちょっと自分でもびっくりするくらいの行動力だったなあと思う。

 

鉄の意思を持って物事を成し遂げられる人ってそうそういない。
私も例にもれず飽きっぽく忘れっぽい人間です。
なので『いつかそのうち』の『いつか』は永遠に来ないってことを知っていました。
ぼんやりのほほんとしていても、やるときゃやらなきゃ。
反対にね、なんだかんだ理由をつけてやらないってことは、自分にとって必要な事柄じゃないんですよ、きっと。
だって本当に必要なことなら理由付けする前に行動しちゃいますから。

 

先日、大阪でレッスンを受けている時に、先生が弟子たちに向かって放った一言。
花や植物を取り扱うことを生業としている人間の庭が荒れているなんて論外です、って。
先生のレッスンはスパルタじゃありません。
笑いながら。
冗談を言いながら。
だけど本当に大切なことはきちんと伝えてくれる。
そして自分さえ良ければいいというマインドを持つ同業者にはマジで厳しいです。
毒を吐きまくりです、ハイ。
兄弟子たちも競い合うのではなくて、お互いを尊敬しながら。
なおかつ刺激を受け合いながら。
なんの実績もない私を暖かく迎え入れてくださる懐の深さにヨーコ感激です。

 

先生が教えているのはお金儲けの方法ではなくて、植物とどう向き合うか。
美しいということに価値をあたえる術。
そしてその術を使ってお客さんを喜ばせ、生産者を守り、園芸という世界をいかに発展させていくかという精神なんですね。

 

先生にお会いする度に『ああ、私の直感は正しかったなあ』『先生に出会えて良かったなあ』と嬉しくなるのでした。