読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

タイムマシンに乗って

f:id:umico-mare:20150831222437j:plain

看護教員をしていた頃、生徒に口酸っぱく言っていたことがある。

「解剖生理を制する者は看護を制す。体の構造をイメージしなさい」と。

 

 

そうすると生徒からこう言われたんです。

「イメージする、その方法がわからない」

ってね。

 

 

そうか…イメージするって人によっては難しいことなんだなあと、その時私は初めて気づきました。

でもやはり、イメージする力というのは看護師として必須であると同時に、自分自身を癒す技術でもあると思うのです。

 

 

まず自分を透明な空気みたいな存在にします。(イメージでね)

そしてずっと昔の、もう二度と立ち上がれないんじゃないかというくらい辛かった瞬間の自分のそばまで行って、心ゆくまで「よしよし、よく頑張った。もう大丈夫。」と抱きしめて背中をなでてやる。

そうすると現在の私の目から涙がたくさん溢れてくるんです。

ちょっと恥ずかしいですが、これは私がよくやる方法。

 

 

かける言葉は何でも構わない。

とにかくその時の自分に必要だった言葉を惜しげもなく与えてやってください。

 

 

平等で幸せな世界が必ずあると信じる人は多いようですが、根本的に世界とは理不尽なものなんですよ。

だから自分の心くらい、徹底的に優先的にえこひいきして癒してやってもいいのではないかと思います。

 

 

ちなみに私が体の構造をイメージするときのコツは、スモールライトを浴び続けてミクロの世界の住人になったあと、赤血球にしがみついて全身を駆け巡るという方法でした…。