ナースが植物と暮らしたら

植物たちに囲まれて魔女のように生きる人の日常

もうひとつの世界

f:id:umico-mare:20150713000242j:plain

在宅看護のカリスマ教員だったumicoです。(大嘘)

 

看護学校に勤務することになった時のこと。
当然担当教科があるわけですが、私が担当することになったのが、在宅看護で。
もう今だから話しますけど、実は経験もない、興味もない、自分にとって一番なじみのない分野でした。
教員とはいっても、いきなり教壇に立つわけではなくて、自分にあてがわれた職員室のデスクで教科書を開き、シラバス(教科の理念や授業計画のことです)を作りながら「どーすんの? どーすんのよワタシ?」と1人焦っておりました。

 

しかしながらやはり、まったく未経験で教えるわけにはいかないので、まず教員である自らが臨床実習を受けることになったんですね。
まったくの新人気分で、とある訪問看護ステーションでしばらくご厄介になることに。(その節はお世話になりました。)
そこで受けたのが、今までの看護師としての常識が覆される体験の連続だったわけで。ある意味、この衝撃を伝えないと看護の奥深さなんて、みんな一生気づかないんじゃないかと思ってしまうほどでした。

 

実際の授業でも、「在宅おもしれー!」と自分が感じた体験を生徒に伝える時が、一番反応がよかった。

 

今振り返ってみると、自分が興味を持てなかった分野だからこそ、在宅看護に興味を持てない、学習意欲が湧かない、だから何を勉強すればいいのかわからないという学生の気持ちが理解できたのかなと。どこでつまづくのか、どうすれば興味が湧くのか…完全に学生目線で臨むことができたのが、逆に良かったように思います。

 

ま、何が言いたかったのかとゆーと、自分にとって一番の弱みと思っていることが、実は一番の強みになりえるってことです。